「人の心」に寄り添う。
私はもともと看護師として、病院や訪問看護ステーション、保健所などに勤めていましたが、仕事をする中でもっと自分がやりたい事、自分がしたい事がしたいと日に日に強く思うようになりました。
それは仕事をする中で、たくさんの色んな人との出会いの中で「人の心」に重点をおいて自分にできることを仕事にしたいと思ったからです。出会っていく人との話しに耳を傾けると、いろんな事に対する不安や、心配、淋しさ、日常生活のことでいっぱいで自分の時間が持てない、そういったことを多く聴いていました。
安心できる場所やリラックスできる場所、時間を求めていること。不安や孤独により添って話しをきく。人との繋がりがあることで、社会から残された感じが和らぐ。そんなところから、安心して、穏やかに過ごせる場所をつくりたい。そして、誰かが、そばに「居る」という人の存在が何より安心できるのではと。
心からの安らぎは、人の温かさ、温もりを感じた時だと思います。小さい頃に不安で淋しい時は、母の匂いや、触れられた時の心地よい感覚にとても安心を覚えました。そんなことから、「人に触れる」というマッサージを通して、安らぎを感じてもらい、その方の心の奥にある思いや気持ちに寄り添うことができればと思ったことが、サロンを始めたきっかけのひとつです。
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